研究開発コロキアム
研究開発コロキアムとは、本プログラムに関わる本学研究科に所属する大学院生の学術研究活動の発展を図るため、本プログラムに関連する優れた研究計画に対し、科学研究費に準ずる形式でその研究の一部を助成するものです。採択された研究プロジェクトは、原則として、本プログラムの関係諸委員会と調整のうえ、新たに設置される大学院科目「研究開発コロキアム」として編成され、授業時間割に組み込まれます。また、修士課程の場合は単位認定の対象となります。
研究開発コロキアムに関しては、平成17年度に本研究科が採択された「魅力ある大学院教育」イニシアティブでの研究開発コロキアムの成果を引き継ぐ形で、グローバルCOEプログラムだけではなく、本研究科の教育実践コラボレーションセンター、大学院改革支援プログラムとの連携で行っています。
<平成19年度>
グローバルCOE関連コロキアム- 共感(empathy)の比較認知科学的・比較認知発達科学的研究に向けた枠組みの構築(代表:服部裕子)
- 他者理解におけるミラーシステムの役割の検討(代表:廣瀬智士)
- 現代の家族状況から見る子どもの社会情緒的発達(代表:本島優子)
- ナラティヴデータに対する多角的検討(代表:黒田真由美)
- 情報・メディア・コミュニケーションの社会的機能と役割に関する実証的研究(代表:野口剛)
- 幼児の心的推論能力解明に対する作動記憶からの発展的アプローチ(代表:小川絢子)
- 注意の制御スタイルに文化が及ぼす影響―実験心理学的アプローチを用いて―(代表:上田祥行)
- 保育・教育実践に貢献しうる研究アプローチの構築:人の生きる場の「あるがまま」に迫る方法論とは(代表:山崎徳子(web用原稿提出義務不履行))
- 学力形成に向けた授業づくりの理論と実践(代表:本所恵)
- 学校現場における心理臨床的関わりについての実践的研究:新しい学びと育ちの場・洛風中学校でのとりくみを通じて(代表:井上明美)
- 野殿童仙房地域における協働的な「学びの空間」をめぐるフィールドワーク(代表:児玉華奈)
- 落ちこぼれをつくらないための教育制度研究:アメリカを事例として(代表:齋藤桂)
- 学校現場体験からみる心理臨床家の専門性(代表:西嶋雅樹)
- アジア諸国における生徒の個性に応じた教育に関する研究:日本・インド・中国・タイを事例として(代表:小原優貴)
大学院改革支援プログラム関連コロキアム
- 遺伝カウンセリングにおける「情報提供」に関する臨床心理学的研究(代表:福田斎)
- 初期認知症高齢者における自己-アイデンティティの側面からの検討-Self in early stage dementia : from the viewpoint of identity(代表:原田宗忠)
- 今,大学院生に何が求められているのか?-半壊する象牙の塔におけるアカデミック・リテラシーの向上に向けて-(代表:高柳充利)
- こころと身体の在り方についての心理臨床学的理解の試み―心身症を通して(代表:築山裕子)
- 心理臨床における箱庭を介したかかわりに関する研究-特別養護老人ホームでの調査から-(代表:加藤奈奈子)
- 「宗教」現象に着目した心理臨床に関する研究コロキアム(代表:東畑開人)
- 糖尿病者の「生きる」ことの心理臨床的理解の試み
- Clinical Imagination生成プロセスに関する心理臨床学的フィールド研究(代表:浅田剛正(web用原稿提出義務不履行))
- 臨床的方法としての「めぐる」ことの体験的研究(代表:山本有恵(web用原稿提出義務不履行))