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Last-Modified:01-Apr-08 09:12:52. JST

清水亜紀子(SHIMIZU, Akiko)


所属:京都大学グローバルCOE
職階:研究員

グローバルCOEでの主な担当プロジェクト

  • ユニットC関連プロジェクト(ユニットC)

研究紹介
 「どうにもならないこと」を抱えて生きざるを得なくなった人間が、そのような主体状況をいかに生き抜いていくのか、また、そのような主体への心理臨床的援助の在り方とはいかなるものであるのか、ということに関心を寄せている。ここでいう「どうにもならないこと」とは、自分の意図や意思とは無関係に、置かれてしまった状態・外部から規定されてしまった属性のうち、主体の力ではそれ自体を変えることが困難だと感じられる状態・属性のことである。例えば、心理的な症状、発達障害、慢性疾患などが、それに相当するだろう。また、家庭環境や性別なども、主体がそれらを変えたいと切に願うとき、「どうにもならないこと」として意識させられる場合があると考えられる。
 以上の問題意識のもと、具体的には、自我体験に関する心理臨床学的研究、糖尿病者の「生きる」ことに関する心理臨床学的研究、筋ジストロフィー児(者)の自立支援に関する心理臨床学的研究を3本柱として、幅広い研究活動を行っている。なお、心理臨床学独自の研究方法が未だ十分な発展を遂げておらず、「実践」からかけ離れた「研究」も多い実情のなかで、心理臨床実践に根ざした研究を推し進めていきたいと考えている。

主要業績
<学術論文>
清水亜紀子(2004) 箱庭制作場面への立ち会いの意義について-ビデオ記録を用いたプロセス研究の試み-.箱庭療法学研究,17(1),33-49.
清水亜紀子(2008) 自我体験について「語り-聴く」体験をめぐる一考察. 京都大学大学院教育学研究科紀要,54.(印刷中)

<共著>
清水亜紀子(2008) 「体験の語り」においてイメージが果たす機能-「自我体験の語り」に現われるイメージを素材にして-. 『<京大心理臨床シリーズ6>心理臨床における臨床イメージ体験』,創元社,pp99-109.

<翻訳書>
清水亜紀子(2007) 第9章 関係性の始まり-子どものための時間.『プレイセラピー-関係性の営み-』 Garry L,Landreth(著),山中康裕(監訳),角野善宏,勅使川原学,國松典子,安立奈歩,荒木浩子,大谷祥子,久保明子,清水亜紀子,謝玲糸,田中史子,西澤伸太郎,福田斎,松井華子,松河理子,矢納あかね(訳),日本評論社,pp123-148.

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