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Last-Modified:07-Mar-08 17:23:42. JST

田中康裕(TANAKA, Yasuhiro)


所属:京都大学大学院教育学研究科臨床教育学専攻心理臨床学講座
職階:准教授

グローバルCOEでの主な担当プロジェクト

  • 発達障害への心理臨床的アプローチ(ユニットC)

研究紹介
 ユング心理学や精神分析学に基づく心理療法の理論構成、また、そこに包含される近代という時代とのかかわりを含めた歴史性について研究している。
 心理臨床学において「理論」と「実践」は常に一体であるゆえ、上記の研究を進めるにあたっては、個人心理療法の実践を通して、夢や箱庭、描画等のイメージを扱うユング派心理療法の治癒要因、さらには、そこに必然的に包含される限界についても検討せざるをえない。いかにイメージが心理療法の実践のなかで治療的に機能しうるのか、さらには、イメージの心理学としての本質をもつと言われるユング心理学、あるいはそのようなイメージ技法を実践で用いる心理療法が必然的に孕む限界とはいかなるものなのか、ということについて、フロイトの精神分析をはじめとする心理療法の他学派との比較対照も含めて研究を進めてゆきたい。

主要業績
<著書>
・ 魂のロジック:ユング心理学の神経症とその概念構成をめぐって 日本評論社 2001年
・ ユング 酒井明夫編 こころの科学の誕生 日本評論社 177-193頁 2003年
・ 分析心理学によるカウンセリングのプロセス 福島脩美他編 カウンセリングプロセスハンドブック 金子書房 195-214頁 2004年
<学術論文> ・On the Logic of Japanese Ophiolatry: Can the imaginal or symbolical always be psychological? 箱庭療法学研究 第13巻1号 89-108頁 2000年
・ The Alchemical Images and Logic in Analytical Psychology, In: Harvest 47 (1); 7-30, 2001
・ 参入と分割-イニシェーションの新しい在り方とそこでの垂直方向の「渡渉」について 大正大学カウンセリング研究所紀要 第25号 56-67頁 2002年
・ Is It True That Dreams Do Not Conceal but Teach? In: Harvest 48 (1); 22-42, 2002
・ 夢は自らの解釈である 臨床心理学 第2巻4号 金剛出版 555-560頁 2003年
・ 夢分析における身体性 臨床心理学 第3巻1号 金剛出版 33-43頁 2003年
・ 分析心理学における「自然 (nature)」と「本性 (nature)」 比較思想研究 第30号 32-44頁 2004年
・ 意味の病:心理学的差異について 精神療法 第30巻4号 金剛出版 377-386頁 2004年
・ 「鶴女房」の心理学的解釈 プシケー Vol. 25 新曜社 78-94頁 2006年

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