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Last-Modified:25-May-08 14:23:40. JST

心が活きるフィールド教育と生涯発達のサポートとシステム


研究代表者:やまだようこ
研究メンバー:やまだようこ、前平康志、辻本雅史、矢野智司、西平直、佐藤卓巳、齋藤直子、明和政子、井谷信彦(以上、教育学研究科)杉万俊夫、永田素彦(以上、人間・環境学研究科)
協力メンバー:矢守克也(京大防災研)

プロジェクト概要
グローバルCOEの課題である「心が活きる教育」を、次の3つの新しい観点「ポリフォニック・フィールド」「クロノ・トポス」「協働の対話的学び」から国際的・地域的に多フィールドで実践研究し、多様な人々が生き生きと暮らせるための国際教育、地域教育、生涯発達を支援する、サポートとシステムづくりのモデルを提案する。
1)ポリフォニック・フィールド -多声的場所と多文化のナラティヴ
  地域、家庭、学校、病院、文化など、多種の現場(フィールド)は、従来別個に扱われて研究されてきた。しかし、生活者の立場に立てば、人々が実際に生きている場所は複数であり、同時に複数の現場を横断して生活している。複数の質の異なる現場を多声的ナラティヴでむすぶ、国際・地域教育実践により、そのサポートとシステムづくりのモデルを提案する。
2)クロノ・トポス -時間軸(歴史的・発達的視点)と空間軸(文化・社会的視点)の対話
  教育は、時間軸を重視してみれば、人類が蓄積してきた過去の知恵や技術を世代間伝達する営みである。教育は、空間軸を重視してみれば、ある地域や文化で発達した知恵や技術を異なる地域や文化に伝搬する営みでもある。時間軸と空間軸を共に対話的に活かす教育実践を試みて、そのサポートとシステムづくりのモデルを提案する。
3)協働の対話的学び-異なる文化をもつ人々が異なる役割を活かしながら協働で学びあう対話
  教育は、均質の似た人々の集団よりも、異なる文化的背景をもつ人々、異なる立場の人々、異なる知識や技術をもつ人々が、多声的に対話する協働的学びのかたちをとることが望ましい。多種の構成員による協働の学びの教育実践から、サポートとシステムづくりのモデルを提案する。
  「平成19年度のおもな計画」
1)ウィーン大学-京都大学の共同研究。若手研究者の国際ワークショップ開催。Prof. Spiel(ヨーロッパ発達心理学会長) 国際講演会の開催。
2)ナラティヴ研究会(学横断的研究会)と院生交流会の開催。

写真
左)多文化研究国際WS。京都大学においてウィーン大学との共同研究会で討論している様子
右)スーダンのフィールドワーク。国内避難民キャンプにある(欧米から来たNGOの)クリニック。布の計りで、栄養失調の子どもの体重を量っているところ。

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